2018年6月5日火曜日

東大・医学部への受験勉強法!スタディサプリvs東進・駿台・河合塾Vol.4

前記事Vol.3に続き、Vol.4最終回です。連載投稿ですので、初めての方はVol.1からお読み下さい

【⑤ネット学習の雄 スタディサプリ(自宅でVOD講義)】

 《スタディサプリの特徴》

本題の「スタディサプリを初めとするネット学習」の有効性の検討に戻ってきました。
リクルートが作ったスタディサプリの質は、東進と同等です。授業の質は同じで、全範囲全レベルをカバーし、月額980円は他塾の1/100の料金です。

あえてケチをつければ、テキストの完成度が低い事くらいでしょうか。ビジネスとして既に成功していますので、今後は講義の再収録とテキスト改善もあると思います。ネット学習の同業者の中で、もはや敵なし王者です。

自ら正しい情報の選択眼を持つ生徒、または受験勉強を傍観できる高学歴の両親であれば、ネット講座は万能薬となる可能性があります。

 《スタディサプリのデメリット》

しかし、大多数の方は使い方を誤り、時間の喪失にしかならないと思います。ネット学習中の緊張感の保持、習熟度の把握、Output用に解く問題集の使い方、これらには熟練した相談者が必要です。

トンビママは、この自由さは残酷でもあると感じます。東進にはチューターがいますが、ネットサプリは子供の自己管理能力に依存します。現実空間に例えると、本屋に投げ出され「好きな参考書・好きな問題集を解き放題」と言われているのと同様に、無責任な情報提供と思います。

無料の試し受講は、最も高価な時間を奪う損失なのです。ネットでは様々なレベルな人が、好き勝手に評価・批判を行い、信じる指標がありません。まさに「ロバの親子症候群」です。

全てを提供すれば、受講生が適切に選んでくれるという考えは、リクルートのエリート社員が持つ、無意識の常識を反映しています。もちろん、賢い彼らは内在する問題に気付いており合格特訓コース(別途有料)を始めましたが、まだ試験段階です。教育格差の是正に真剣に取り組む社員がいることも分かっています。

勉強の黄金比は、「Input2割」:「Output8割」です。数学・物理の理論の習得、現代文の正しい読み方には、専門家に習うことでInput時間を大幅に短縮できますし、世界史・日本史・生物では講義の耳学習は脳に焼き付きます。


《医学生の医師国家試験対策》

少し、医者にしか分からない話へ脱線します。
偏差値で劣る私大医学部生が、国立大生に劣らない国家試験合格率を出せるのは、TECOMMACという医師国家試験対策予備校を利用し、「Input2割」をサポートしているからです。これはVODネット授業ですが、基本1コースしかなく、レベル別に選択の余地はありません。しかし、カリスマ医師の砕いた解説で病態を理解したはずなのに、医師国家試験の問題は難しいものです。
医学部入試をクリアしてきた彼らは、Question Bankという大量の問題集で「Output8割」をしないと、医師国家試験に合格できないことを実感するのです。
医師国家試験の合格率は9割に達し、簡単な試験と勘違いする一般人もいますが、全国の医学生が1年かけてテスト対策をします。でも、Input2割」:「Output8割」の黄金比を医学部に入試で実感している彼らは、医師国家試験で同じレシピを思い出すからこそ、合格率9割なのです。

《ネット学習のみで合格は難しい》

結局は家庭学習、自分で頭を使った時間しか点数には結びつきません。でも、塾や予備校で適切な「Input2割」を受けたあとであれば、問題集の「Output8割」の速度が上がり、総合的に勉強時間の短縮につながるかもしれません。
もちろん日比谷高校など、通常の授業が充実している高校が、弱点分野のみ受講など、目的を絞った受講は一手かもしれません。


【独学での医学部受験に革命的なネット講座】

隠し玉として、実はOutPut8割に直結する、旧帝国大学以上を志望とする受験生や、独学で医学部受験に最強ともいえるネット講習があります。しかもお手頃価格で、河合・駿台・河合塾など一般予備校と比べ、1/10以下です。認知度は極めて低いですが、受験生誰もが知る超大手が、人知れず公開しているものがあります。新記事「東大医者夫の大学への数学Vo.1」をご参照下さい


【出すぎた杭は打たれない】

現時点では、中学受験・大学受験におけるネット学習は「ロバの親子症候群」の危険性があり、到達点まで大観しスケジュール管理できる方が周囲にいないのであれば、教育の適正価格として、専門家かつ実態のある塾や予備校への通学をお勧めします。

東大医者夫の王道英単語帳

【本ブログの紹介】 中学受験と大学受験の王道に関し紹介 していきます。 トンビママの子供たちは家庭学習を通しての中学受験ですので、王道ではありません。夫も独学で開成中を軽くのりこえましたので、その記録です。(詳細は「 自己紹介 」を参照) 諸都合でしばらく更新中断します...