2018年6月5日火曜日

東大・医学部への受験勉強法!スタディサプリvs東進・駿台・河合塾Vol.2

前回記事Vol.1の続きです。

【四大予備校の特徴】

あくまで、各予備校の主事業の概略です。駿台・河合にもVOD講義Video On Demand講義の略)や個別学習コースもありますし、東進にも生授業はあります。夫の同僚や教え子の話す内容をまとめ、主観的に比較・分類してみました。


【①生徒の駿台予備学校(生講義)】

 《駿台の特徴》

駿台は昔も今も、東大・京大・医学部を受ける難関大受験生の王道です。熟練の大御所が、各教科で学術的にも深い基礎から解説してくれます。
テキストは標準レベルの例題で導入され、典型問題や受験生が間違う定番問題で構成されてます。
精選された問題は、他の問題にも応用性が高く、少ない問題をじっくりと講義します。

《駿台予備校のデメリット》

逆に言えば、教科書レベルの基本問題は既に自習していることが前提であり、特に標準問題の網羅度は下がります。
つまり、高校で真面目に教科書傍用問題集まで解けるけど、もう一歩応用力を付けたい優等生に適した予備校なのです。

基本・標準問題の習得が終えていない生徒は、東大・京大・国立大医学部は逆に遠ざかる危険性もあります。教科書が最も大切であることは、「東大医者夫の勉強法」でも述べていますし、人気受験漫画「ドラゴン桜」の灘高卒の編集者が、教科書学習だけでの達成点に関しインタビューを受けています。


【②机の河合塾(生講義)】

 《河合塾の特徴》

河合塾のテキストは、自習編として教科書レベル知識と基本問題がまとめられています。講義でも標準問題の網羅性は高いです。順序よく分厚いテキストを終わらせるため、マニュアル化された講義が行われます。

講師の特徴は比較的現れにくく、誰でもどこでも均質かつ良質な講義の保証が人気の秘訣でしょう。河合塾が推奨する、テキストのみに集中する勉強が合格の近道だと思います。

《河合塾のデメリット》

逆に言えば、定番のパターン問題の習得に徹し、各教科の本質的基礎に触れないことが多いです。
「大学合格点」とする最短学習に目標を定めたとき、学術的基礎は時間を要する割に点数に結びつかない可能性があります。この点が駿台と大きく異なります。

既に基本問題を習熟し、独学しやすい標準問題まで身につけている方にとっては、飽き易い構成です。
網羅性の高いテキストでは、「予備校でしか学べない、この一題」に出会うまでに、多くの時間とお金を失う可能性があります。

東大・京大受験生が求める、独学では理解が難しい問題・発想問題への重点学習ではないからです。
標準的な問題で高得点を求められる、国立大医学部に最も適した予備校だと思います。


机の代々木ゼミナール(スクリーンで生衛星放送)】

 《代ゼミの特徴》

代ゼミは全国のカリスマ講師を集め、東京から衛星中継で全国27校舎の巨大スクリーンモニターに映し、最も分かり易い講義を提供していました。

《代ゼミのデメリット》

しかし、カリスマ講師にテキスト編成・問題選択を任せるため、いびつで網羅度は低いものでした。その講師が模擬テストまで作成し、受講生の確認テストでしかなかったため、合否判定と実績に大きな隔たりがあり、信用性を失いました。2014年度の20校閉鎖27校中)となり、予備校として終焉を迎えたのは当然の成り行きであり、既に言及は不要かと思います。


【出すぎた杭は打たれない】

旧3大予備校を眺めてきました。いよいよ続きはVol.3へ。
受験会の元祖・黒船である東進に切り込み、ネット学習の正体に迫ります。

東大医者夫の王道英単語帳

【本ブログの紹介】 中学受験と大学受験の王道に関し紹介 していきます。 トンビママの子供たちは家庭学習を通しての中学受験ですので、王道ではありません。夫も独学で開成中を軽くのりこえましたので、その記録です。(詳細は「 自己紹介 」を参照) 諸都合でしばらく更新中断します...